
ある雪の日の人々の様子を、不思議な祈りの言葉と共に眺める。

・スクラッチボードを使った唯一無二のイラスト
・言葉のパワーを感じられる詩的な文章

少ない

3分

あさがくるまえに世界をかえてください。

冬のとある一夜の風景を、静かにゆっくりと、少ない言葉で噛みしめるステキな絵本です。
ストーリーというよりも、眼前に広がる人々の生活の様子を俯瞰的に眺めながら、想像をします。
まるで自分が神様か、鳥にでもなった気分でゆっくりとゆっくりと街を見渡していくのです。
あとがきで、作者のジョイス・シドマンも『この絵本はまじないのような言葉で書かれています』と言う通り、不思議な、新鮮な言葉が、いつまでもいつまでも耳に残ります。


言葉を読むタイミングと、ページをめくるタイミングをうまくズラして、余韻を出して!
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