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 要するにどんな絵本なの?
個性豊かなアルファベット・キャラクターによるABCの入門絵本。

 おススメするポイントはどこなの?
各アルファベットごとに関連する単語とイラストで表現され、とにかく記憶に残る!
・第1回やなせたかし文化賞に輝いた、tupera tuperaの英語絵本

 文字量 
ふつう

 読み聞かせ所要時間 
 5分

 象徴的ひとこと
AからZ ゆかいなみんなが あつまって さあ パーティがはじまるよ

 絵本ハンターの鑑賞記録 
自分は英文学科を卒業した身であるから、英語と記憶の関係については少しうるさいつもりだ。
大学受験の際にはいかに膨大な英単語を暗記すべきか、あらゆる「英語学習法」の記事や本を読み漁ったりもした。それゆえに、この絵本がどれだけ「スゴくて」かつ「記憶にも残る」か、誰よりもわかっているつもりだ。

構成はシンプルで、A~Zまでのアルファベットが1ページに1つ出てくるのだが、それぞれがとてもユニークなキャラクターなのだ。例えば、表紙にもなっている「A」であれば、

わにさん りんごをかじってる
Alligator Apple
リゲイタァ プル
と、りんごをかじるワニのキャラクターイラストと共に表記されている。

①親しみやすい日本語で子どもの注意を惹き、②1単語でなく2単語で ③イントネーションは太字で表記と至れり尽くせりだ。
記憶において、”ストーリー”で覚えることはとても効率が良いと言われる。
単純に「アリゲーター=ワニ」と覚えるよりも、イラストとストーリー性の組み合わせが脳への定着をしっかりとしたものにする。これがワニだけのイラストだったら、実に退屈で”よくあるアルファベット本”で終わってしまうのだ。同じアルファベットで始まる2語で、かつ普通でない設定で、そして全キャラクターが「パーティー」会場にいそうな設定になっており、子どもは各キャラクターを”パーティー”というキーワードでくくって覚えておけるため、忘れにくいのだ。

つい熱くなってしまったが、シンプルながら、本当に練りに練られた絵本構成だな…とまたページをめくり直しているところだ。

 子どものつぶやき・反応実例
・リピートを強く要求させられます。
・我が家のお気に入りは「A」と「I」と「U」

おうちの方へ(特にお父さま)- 留意事項
歌うようにリズムに乗せてに読んであげると、さらに頭に残るのでおすすめ。