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 要するにどんな絵本なの?
身近過ぎて意識すらしていない「水」とは、そもそもどういうもので、どういう役割を担っているのかを具体的な例とともに。

 おススメするポイントはどこなの?
・工学博士(化学)だった、かこさとしさんゆえの情報信頼感
・難しいをわかりやすく、に徹した想いがあふれている

 文字量 
多い

 読み聞かせ所要時間 
 15分

 象徴的ひとこと
絵本を読みながら、生活の中で水とかかわる場面をもう一度確認することによって、水に興味を持っていただきたい。

 絵本ハンターの鑑賞記録 
よくお風呂で水をえんえんと流し続けて、叱られたものです。
不思議でしょうがなかったんですよね。小学生当時。
桶に貯めたり、手で押さえて飛び散り具合を楽しんだり。

最近は改めて水が凍るのも、カップラーメンから蒸気が出るのも、雨が降ってくるのも、「なぜ」まで考えることはないですね。なんとなーく、化学的な理由はわかっているから。

本書は、作者であるかこさとしさんの、こどもたちにもっともっと水とは何かを知ってもらいたい、水ってこんなにすごいんだよ、ということを素敵な絵とともに紹介してくれています。
単純に難しいことをわかりやすくした絵本は数多くあれど、ここまで「想い」や「願い」を強く感じる作品も少ないのではないか。
丁寧な構成に脱帽なのです。

にんじゃ、やくしゃ、りょうりにん、いしゃ、クーラー、ふとん。

これは全て水の役割を例えているのですが、こうした子どもにも理解しやすい例え話にフムフムとオトナも頷いてしまいます。

恥ずかしながら本作で改めて私も「水」のすごさを新たに知り、再認識した1人です。

 子どものつぶやき・反応実例
・俺の体は水でできてるの?!
・俺は毎日ウォーターサーバーで水を飲んでるくらい、水が好きだよ!

おうちの方へ(特にお父さま)- 留意事項
小学校で習った記憶はあるものの、本書に書かれている事実を全てわかっていた方は少ないのではないでしょうか?空気同様、水とは生涯のお付き合い。ぜひ親も熟読したい内容です。