
夏は大人も子どもも、巨大なすいかのプールに入るという空想絵本。

・すいか好きの夢を体現している。
・「本当にあったらこんな感じ」と思わせる描写

ふつう

6分

すいかのプールの プールびらきです。

タイトルのママです。夏大好き、プール大好き、スイカ大好きな人はまさにどハマりの空想絵本です。
色鉛筆で描いたようなタッチが絵日記感を出していて、この辺の画材のチョイスも◎ですね。
雰囲気あります。
特筆すべきは、とにかく、この作者は実際ににすいかに入ったんじゃないか?というリアルな描写でしょう。
単純にすいかの上に乗っかったらどうなるか...くらいまでは見当がつくのですが、擬音や、遊泳以外のすいかを利用して人々が取る行動が事細かに描かれていてるのですがとても納得感があります。
途中からこの空想を「すいかで泳ぐことは夏にはよくあることだ」と、一瞬当たり前のようにとらえてしまっている瞬間すらありましたね。


韓国の絵本はなかなか斬新な視点のものが多い印象です。
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