
あらゆる動物の「逃げる」瞬間にスポットライトを当てた絵本

・危機回避の方法は動物によってバラエティ豊かだと知れる
・逃げることも立派な決断だと励ましてくれる。

少ない

3分

きょうも ちきゅうのあちこちで いきものたちが にげている。

いいしゃないですか。逃げたって。
敵に背を向けて逃げていいではないか。
また、立て直してやり直せばいい。
本作では、インパラやイセエビ、ホタテガイ...などなど、それぞれどうやって逃げるかダイナミックに描かれている。
死んだら終わりなんだよ。
この絵本でも、眩しいくらいのイラスト共に力強くメッセージは投げかけられる。
「皆、あしたがあるからにげている」
と。
責任感の強さで自分を追い込み過ぎてブラック企業の犠牲になっている人も多い。
そんな人たちにも、ワールドワイドなあらゆるいきものたちの立派な「逃げざま」は、強いメッセージとして残ると信じてやまない。


動物図鑑は数多くあれど、こういう逃げ方大全みたいな図鑑あれば面白いと思うんです。
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