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 要するにどんな絵本なの?
鼻に足の生えた「鼻男」氏が、自分のしっくりいく場所を求めて世界を旅する。果たして...

 おススメするポイントはどこなの?
・シュールかつ、哲学的な深みを味わえる
・だまし絵などが好きな人はハマる

 文字量 
やや多い

 読み聞かせ所要時間 
 10分

 象徴的ひとこと
いつでも どこでも いま いるところが、ぴったりの ばしょだから。

 絵本ハンターの鑑賞記録 
この発想はなかった!ってやつですね。
表紙の写真を見てもらうとわかるように、主人公は「鼻」に足が生えた、その名も「はなおとこ」です。
かなりぶっ飛んだ設定ですが、そのメッセージ性と、もはやアートとも言える挿絵の完成度には脱帽です。

主人公のはなおとこは、自分がしっくりくる居場所を探すという名目で世界のあらゆる箇所を巡ります。野山や街など様々な場所に出没します。
最終的に、はなおとこの探求の解が与えられるわけですが、、、なるほどと思いました。

メッセージもそうですが、本作は正直文字など読まなくても成立するくらい、ステキな工夫がされています。
そう、表紙を見てもわかりますね。
はなおとこと背景を合わせて見ると、「顔」に見えるようになっているのです。(この場合、目に当たる箇所は実は"機関車の車輪"です)
トリックアートやだまし絵が好きな方は、ゾクゾクするくらいよくできています。
親子で読んでいると、「あ!ここが口だ!」とか「これが目じゃない?」とか、盛り上がります。

百聞は一見にしかず、ぜひご覧ください。

 子どものつぶやき・反応実例
・目、耳、鼻、口を指差し確認

おうちの方へ(特にお父さま)- 留意事項
こういう本から、アートなどにお子様が興味を持っていくかもしれません。西洋美術には意外とこうした仕掛けがほどこされている作品も多いです。